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ネットワークエンジニアとしてキャリアを積むなら、スキルを磨き続けることが大前提となります。クラウド時代に突入し、ネットワークエンジニアに求められるスキルのレベルはさらに幅広く、かつ高度なものになってきています。進化の早いIT業界で生き残っていくためには、その都度あたらしい技術と時代のニーズに対応できる柔軟性が不可欠です。しかし、土台となる基礎的なスキルが曖昧なままではその上に積み重ねるスキルも不安定になってしまうため、基本をしっかりと身につける必要があるのです。
必須スキルを身につけよう
ネットワークエンジニアは、ネットワークやコンピュータに関する技術スキルを持っていることが必要不可欠です。しかし、このスキルを持っていたからといって、必ずしもネットワークエンジニアとして仕事をスムーズに進められるとは限りません。もし大規模プロジェクトで仕事をするということになれば、よりスムーズに進めることができるようにヒューマンスキルが必要になります。また、何か障害が起きた時などでも、それを効率よく解決するために、システム全体を見渡せるスキルがあることも大切です。
成功に必要なのは、選択と集中
ネットワークエンジニアとしての成功を収めるためには、多くの製品に関する知識を持っているというのではいけません。確かに何でも知っている人の方が良いというイメージはありますが、ネットワークエンジニアが全ての製品の知識を習得しようとすれば、時間的にかなり厳しくなってしまいます。そのため、数多くの製品の中から自分で一部を「選択」し、絞り込んだ製品に関してスキルを高めて「集中」することが必要です。こうすることで、中途半端に知識を持つことを回避し、成功することができます。
クラウド時代に求められること
ネットワークエンジニアの仕事の内、保守運営の仕事についてはクラウド導入によって会社でやる必要がなくなります。しかし、他の要件定義や設計などの仕事については、今まで通り続けていくことができます。このように変わらない部分もありますが、クラウド時代には高い企画提案力や素早い対応能力が求められるように変化しています。これらの能力を持っているネットワークエンジニアはまだ少ないので、身に付けることで生き残ることができるのです。