ネットワークエンジニアのキャリアパスとクラウドの関係

キャリアパス大研究!ネットワークエンジニア編

ネットワークエンジニアのキャリアパス情報、決定版!

クラウド時代に求められること

クラウドが導入されることで、ネットワークエンジニアの仕事には少なからず影響があります。しかし、導入前と変わらない部分も多いため、クラウド時代だからと言って今まで通りに仕事ができないということではありません。クラウド時代に活躍するネットワークエンジニアが生き抜くには、どのような能力が求められるのかを見ていきましょう。

クラウド時代に求められること

仕事の基本的な進め方は変わらない

クラウドを導入することで、外部のデータセンターにインフラ部分が移行することになります。つまり、各会社でネットワークの構築や保守運営をする必要がなくなるということです。しかし、だからと言って、ネットワーク業務を担当していた仕事がなくなることはありませんし、基本的な仕事の進め方は変わらないと考えられます。ネットワークエンジニアの仕事は、サーバやネットワークの設置や管理、運用などには留まりません。そのため、クラウドが導入されることで保守運営などの仕事が不必要になったとしても、それ以外の要件定義や設計開発などの仕事については変わらずに続けていくことができるのです。

高度な企画提案力と素早い対応力

しかし、クラウド導入によって、ネットワークエンジニアに求められる企画提案力は上がります。今まで担当していた保守運営をする必要がなくなるため、その分企画提案に回せる力が大きくなると考えられます。そのため、利益を生み出すにはどうすれば良いかを考えた、インフラ・ネットワークの構築運用を提案していかなければならないのです。
また、クラウド化することで、短期間でネットワークを含めたシステム構築が可能になりました。クラウド時代のネットワークエンジニアには、スピーディーに対応できる能力も求められるように変化しています。

クラウド時代を生き残るには

クラウド時代に求められる、高い企画提案力とスピーディーな対応力については、誰もが持っているものではありません。そのため、能力が不足している人にとっては苦労を強いられると考えられますが、その分これはチャンスと捉えることもできます。クラウドは、大手のベンダー企業を中心に導入が進められ、今後は中小企業など多くの企業へと導入されていくと予想されます。これから導入する企業は、クラウドを導入するメリットを知りたがるでしょう。
しかし、実際にクラウドの本質を理解している人は、エンジニアを含めてまだ少ないのが現状です。そのため、もしクラウドエンジニアになることができれば、更に活躍の場を広げることができるようになるというわけです。クラウドエンジニアになるには、デベロッパー向けの講習に参加して知識を増やすことが重要です。知識や経験を増やして詳しくなれれば従来のネットワークエンジニアよりもつぶしが効くようになるので、クラウド時代でも生き残れるようになります。

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