ネットワークエンジニアの仕事内容をご紹介

キャリアパス大研究!ネットワークエンジニア編

ネットワークエンジニアのキャリアパス情報、決定版!

どんな仕事内容なのか

ネットワークエンジニアの仕事は、ネットワークシステムの保守運用や開発・設計など、かなり幅広くなっています。数ある仕事内容の中でも、設計や要件定義のような工程の方が上位に来るなど差別化が行われています。しかし、本来であれば保守運用・監視の仕事や設計などの仕事は、どの工程であってもネットワークエンジニアは理解している必要があるのです。ここでは、ネットワークエンジニアがどのような仕事をしているのかを紹介していきます。

どんな仕事内容なのか

保守・運用・監視の仕事

ネットワークシステムの保守・運用、監視の仕事は、ネットワークエンジニアの多くが担当している仕事です。いくつかある工程の中でも最も下位に設定されているので、大事な仕事ではありますが賃金は低めになっています。まず、保守については、ネットワーク機器の障害時に障害部位を特定して交換を行うという内容です。一度構築したネットワークは、一生そのまま使い続けることができないので、途中で機器の設定や構成を変更することになります。これは、運用の仕事内容です。これに関連して、ネットワークエンジニアはネットワークを監視して、何かが起こる前に機器を交換するなどの対応を取ることもあります。

設計書に沿って行う初期設定

ネットワークエンジニアは、ネットワークシステムの初期設定も担当します。設計書に従ってネットワークデバイスを設定していき、回線を使ってシステム同士を接続していきます。この工程では、ルーティングやレイヤー2などの技術に精通している人であれば、ある程度の業務は行うことができるとされています。そのため、「ルータ・スイッチのスペシャリスト」と解釈されてしまっている部分もあります。

システムやサービス、機器の開発も

そして、ネットワークエンジニアは開発などの仕事も担当することがあります。ネットワークシステムであれば設計と開発の仕事になり、ネットワークサービスや機器であれば、開発の仕事になります。まず、ネットワークシステムの開発についてですが、詳細設計やプログラミングを行って開発していきます。この工程では、開発手順や試験項目の立案、運用設計も業務の中に含まれており、それと同時にセキュリティの面でも考慮しながら仕事をしなければなりません。初期設定とは違い、ルータやスイッチの知識だけを持っているのでは仕事をすることができない工程です。ネットワークに関する幅広い知識が必要なので、設計などの工程は上位に位置しています。もし零細請負企業で働くのであれば、この工程の担当者になるのはかなり稀なことです。次に、ネットワークサービス・機器の開発ですが、主にハードウェアベンダーのネットワークエンジニアがこの仕事を行っています。開発するのは、ネットワークプロトコルやデバイスですが、時にはソケットプログラミングの開発も含まれます。

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