ネットワークエンジニアとして未経験からキャリアを積むには？

どんな業務に就けると良いのか

今まで全く経験がない人であっても、ネットワークエンジニアになってキャリアを積んでいくことは可能です。特に、20代や30代など、若ければ若い程良いと考えられます。未経験者はまずネットワークエンジニアとして働けるようになるために、勉強が必要になります。基礎部分の勉強は、資格を取得したり実際に使う機器を使いながら勉強することで身に付けることができます。機器を用意するための費用など、初期投資はどうしても必要になるため、それを考慮しておくことが必要です。
基礎を身に付けた後は仕事をしながらレベルを上げていくことになりますが、ネットワークに関連した業務に就けるかどうかで大きく変わってきます。未経験者であればいきなり正社員で働くというのは難しいでしょうから、まずは派遣で良い会社に行けるようになるのが有効です。ネットワークエンジニアは様々な仕事を担当することになりますが、なるべくなら運用ではなく、設計や建築の仕事に就けると良いでしょう。

未経験者のキャリアの積み方

働くとなるとどうしても正社員が良いということになりがちですが、それよりも仕事の内容で判断する方がキャリアの面では良いと考えられます。もし、正社員で運用の仕事をするケースと、派遣社員ではあるけれども設計・構築の仕事ができるケースであれば、今後のキャリアを考えるなら後者が良いでしょう。設計・構築の仕事をすることができれば、製品選定や製品特性などを理解することができます。そして、実機で動きを確認しながら仕事ができるので、よりスキルを高め、知識を身に付けることができるのです。運用だと製品選定などがないため、やはり知識やスキルを身に付けるという面では劣ってしまいます。派遣だから駄目だというのではなく、キャリアに繋げられるような仕事内容かどうかで判断することが大切なのです。未経験者は、始めから全てが上手くいくということにはなりません。基礎から始めて確実にスキルを身に付けていき、その後で徐々に年収を上げていくという方法でキャリアを積んでいきます。最初に働くことになった会社でずっと仕事をしなければならないわけではありませんし、30代での転職も不可能ではありません。そのため、ネットワークエンジニアとして未経験から頑張りたいのであれば、まずはスキルを習得することを重視しましょう。